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読書、旅行、音楽など

読書、旅行、音楽について

2017年11月を振り返る

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〇概要

3~5日:神保町ブックフェスティバル

8日:ポルカドットスティングレイ1stFullAlbum「全知全能」発売

   藤圭子、新宿25hキャンペーン(昭和44年)

9日:26年振り(1991年)日経225¥2万3千突破

トランプ大統領アジア歴訪 5~7:日、7~8:韓、8~10:中、10~12:越×APEC、12~14:比×ASEAN

13日:北兵士、韓国へ亡命。その際、北側に朝鮮戦争停戦協定違反あったと国連軍。

29日:北、ミサイル×1を日本海EEZに発射

   横綱日馬富士、前頭二枚目・貴ノ岩への暴行事件に関連し引退

30日:横綱白鵬、譴責される

 

〇私事

<法学>行政法民法

<金融>昭和初期の経済史(金融ではないが。。。) を行った。

特に法学については、問題演習を行い理解増進するよう努めた。

 

〇感想

日本は今バブル、バブルでない論争。ちょうど荻野目洋子ダンシングヒーローやソバージュ、セカンドバックも再流行している模様。2020年(新元号2年)以降の展望はゼロで、五輪前に東京直下地震が来たら亡国だなと思うが。

北朝鮮中心とするアジアの時局が焦点になる中、TVは日馬富士の事を(誇張ではなく本当に一日中)流していた。厭きた。番組製作者・出演者も良く飽きないなと思うが、国家の末期はこんなもんかと思う。

2017年の10月23日は

藤圭子 港が見える丘 昭和45年10月 渋谷公会堂 - YouTube

 

今年の10月23日は台風21号「Lan」の影響で午前中は渋公跡に行けそうにない。通称のとおり、蘭姉ちゃんの様に強い台風(カテゴリー5で伊勢湾台風と対比されている)で大和川も氾濫し大阪府等に被害が現認。前日の衆院選(いわゆる「大義なき解散」)・最高裁裁判官国民審査や村田諒大戦と相俟って情報も不足し大変な様相。


2019(平成31/新元号元)年1月に新・渋公(+新・渋谷区庁舎)が出来る予定。

 

2018(平成30)年12月31日 退位案①

2019(平成31)年1月1日  新元号

         3月31日   退位案②

        4月1日   新元号

 

小学校入学時は校長交代、中学校入学時も校長交代、大学入学時も総長交代ときて、転職時に天皇交代となるとは、我が身も恐れ入った。

 

元号は「大化」から数えて248個目。明治・昭和も遠くなったのかなってないのかよくわからない。

2017(平成29)年9月を振り返る

①1~2日:日本海・下関旅行中

②10日 :北朝鮮建国記念日(これと翌日の9・11等、北朝鮮地政学リスクが顕在化。日米間で温度差も)

③11日 :政府保有日本郵政株売り出しについて財務省発表

④14日 :同上についての説明会、藤圭子浅草国際劇場ワンマンショー初日(S45)

⑤28日 :大学堂(文京区本郷)

これが最も思い出に清かである。

<年表>

S7  東京大学正門前で開業

S50 先代他界

S61 本郷三丁目交差点(現在地)でも一般書を扱う店舗開業

   「伝票がこんなに(7cmくらい)あった」「多忙でレジが回らなかった」

   「千円レジで打つ時は慣れずに手が狂った」

S61?正門前店、立ち退きにより閉店。蔵書はオークションで売却し離散

 

「昔の教授は本をこんなに高く積んで勉強していて近寄りがたい雰囲気があった。書庫、縁側、書斎付きの家に住んでいるものだった」

「最近の教授はアパート暮らしで学生と同じ勉強の仕方をしている」

→「最近は何かおかしい」

「書店側はいくらでも高いレベルに持って行ける。お客さん次第」

→武道や警備において、上級者は初心者の力量が分るが、初心者は上級者の力量がえてして分らないものである、という話を思い出した。

 

近くに東京大学があるので付言すると、今の状態であっても「東大生だ、おおーっ」となる人が残っているということは、まだ東京大学に期待する人が存在するということである。大学一般のみならず東京大学にも期待する人がいなくなる時、それは日本において学問・教育が終わる時でもある、と思った。東京大学への期待を薄れさせないよう、東京大学の学生はそれこそ昭和一桁時代の様に勉強することを目標にしてやってほしい、と思う。同じ法学つながりで言うと、現在本郷界隈の法学書専門店「伸松堂(しんしょうどう)」の店内に入ったならば、当時の「勉強」のレベルが垣間見えて為になる。そこにあるような本を高く積み上げて熱心に頁をめくる姿は、鬼気迫るものではなかろうか。そんな教授・学生だからこそ敬意を持たれたのではなかろうか。

 

……結局勉強の話になってしまった。。。

「あなたと二人散った街」の所

秋庭豊とアローナイツ(S48)/中の島ブルース

中の島ブルース 秋庭豊とアローナイツ - YouTube

 

長崎はよく歌になるが、S38~S50の13年間で見てみると、

春日八郎(S38)/長崎の女

青江三奈(S43)/長崎の夜 ……初めて聞いたのは藤圭子版だった

中井昭・高橋勝とコロラティーノ(S43)/思案橋ブルース……角川博も合う

内山田洋とクールファイブ(S44)/長崎は今日も雨だった

瀬川瑛子(S45)/長崎の夜はむらさき

秋庭豊とアローナイツ(S48)/中の島ブルース(S50以降大阪・長崎追加)

を筆頭としてかなり多い。

 

S40年代の歌手さんは歌声が各自個性豊かで色がある印象がある*1。なんでだろう。歌手さんの年齢がS45年で30歳前後、各地旅館・キャバレー・健康ランド等でのデビューを18歳とすると、S33年前後から歌を披瀝していたことになる。復興も終え、ラジオから洋楽も入ってきて久しいという時代の下で、客の反応がすぐわかる場所で長く歌っていると、各自客が楽しむように楽しむようにと工夫を重ねて個性がついてきたり、色をまとったりするようになるのだろうか

「最近の歌は」とよく言うがいわゆる演歌以外の曲はそんなことは全くなく、いわゆる「演歌」が「上手いカラオケ程度」になっていると思われる。客が悪いのか、歌手が悪いのか、作詞家・作曲家が悪いのか、音楽会社が悪いのか、理由はなんだろうか。

*1:上にリンクを貼った曲でいうと「あなたと二人 散った街」の部分は素人離れしているし、こんな風に音程を取るという発想がそもそも自分には生まれない

日本郵政株式会社は

郵政民営化委員会議事規則」第六条二項・三項により「郵政民営化委員会」*1の議事録は非公開に出来るため、殆ど閲覧できない。参考になるのは委員の発言ではなく、財務省金融庁等の官僚による彼らに向けた説明と付属資料なのだ。

今月(平成二十九年九月)十一日にも政府(財務大臣名義)は日本郵政株式会社(日本郵政Gの持株会社)の保有株式を、手持ちが1/3を下らない範囲で売り出す(郵政民営化法第七条一項に定める保有義務による)(第二次売出し)。 ブックビルディング方式。GC(グローバルコーディネーター)は大和証券野村證券、GSの三社。

市場が消化不良となり値崩れするのではないか、日本郵便株式会社(=旧・郵便事業株式会社+旧・郵便局株式会社)は郵政民営化法第七条の二一項で万年赤字事業たる郵便局や郵便ネットワークの維持が義務付けられているが、このままにするのか等、日本郵政Gの将来は見えない。その巨大性(店舗数一位、預金量一位)故に他企業との兼ね合い上「完全民営化」も出来ず、「公社」にも戻れず、将来ビジョン無しにその巨躯を持て余しているように見られる。

*1:郵政民営化法(H17)」第十八条。委員の大部分は文章についてケチを付けるばかりで内容についての質問があまり散見されないのは面白い。