【2016年8月】読んだ本
先頭の数字は通し番号。()内は読んだ日付。
1(1)、竹内正浩『地図と愉しむ東京歴史散歩 地形篇』中公新書
2(1)、星亮一『奥羽越列藩同盟』〃
4(2)、磯田道史『龍馬史』文春文庫
5(2)、〃『歴史の愉しみ方』中公新書
これは、おすすめ。「勉強が楽しい」という感覚が分らない人が多いと思うが、勉強が楽しいってこんな感じだよ、と伝わってくる。古文書解読の勉強始めようと思うきっかけ。
6(2)、入江相政『城の中』中公文庫
入江相政は終戦時の侍従職で、八・一五事件の被害者。大宮人だけあって、近衛師団が掛かってきても泰然、硫黄島が落ちても、「これでB29は定期便で来るようになるだろう」とか言っている。ちょっと、侍従職になりたい。
7(5)、沢木耕太郎『流星ひとつ』新潮社
今月文庫化されたのですが単行本を持っているので、そっちを読んだ。引退直前の藤圭子との対談。
信楽高原鉄道の事故とかは、ちょっと管理体制がひどいぞ。
関係ないけど、岩波は三島由紀夫が嫌いですなー。岩波文庫にも岩波現代文庫にも入れない。『共産党宣言』とか、そっちは充実しているのにねぇ。
11(7)、市川寛『検事失格』新潮文庫
『刑事訴訟法やっちゃうと、下手に人権意識が付いちゃうから検事には不向き』なんだと。やっぱり、権力を持った訴追側はこうなりますか、という話。検事一人で3桁の事件も持つことがあるとか。
12(12)、『日本の歴史(第五卷)』小学館
面白い。梁塵秘抄がよく引用されている。今夏、出光美術館で観た「伴大納言絵巻」もあって懐かしい(子供の喧嘩に親が出るシーンね)。
14(19)、磯田道史『江戸の備忘録』文春文庫
やっぱり、すごい人だ、磯田さん。