2017年(平成29年)8月を振り返る
2017年(平成29年)8月を振り返ります。
<行事>
一、【1日~4日】広島旅行
呉に行き、呉線全線と山陽本線等(海田市~小倉)に乗ってきた。行きは久しぶりに臨時夜行快速「ムーンライトながら」に乗った。エコノミー症候群を防ぐため、浜松駅で撮影大会が開かれ、大垣駅で徒競走が行われるイベント列車。他の旧・鎮守府設置都市と異なり、割と戦時中についてあっぴろげな感じ。他の都市はむしろ未来志向(現在・将来の自衛隊について理解を深める等)の感じがするが、呉は「軍都」という感じが今でも結構した。IHIの工場を見たときに特にそれを感じた。
二、【15日】松戸駅~金町駅(常磐線)配線図作成
車両センターが絡んでも配線は複雑にならないが、貨物線が絡むと配線は一気に複雑になると実感した。
三、【27日~翌月3日】日本海・下関旅行
詳述した記事有。
<学習>
「資産流動化」「証券化」等について主にやった。参考書は以下。
・高橋正彦(H27)『証券化と債権譲渡ファイナンス』NTT出版
・旧・西村総合法律事務所(現・西村あさひ法律事務所)(H15)『ファイナンス法大全(下)』商事法務 ※上巻は最近新版が出来しました。
証券化等については詳述しないが、思ったのはむしろ関連法制(倒産法制・信託法制等)の多岐にわたる法知識が必要だということで、そのため並行して信託法・破産法等を今後一層進めていきたい。
それ以外について圧倒的に勉強時間が不足しているが、これはひとえに自分の怠慢によるものなので、気を引き締める。
租税法・金融商品取引法関連法令はまだ手薄なので、そちらも来年中にはやりたいが。。。
<音楽>
なぜかglobeにはまった。globe(H9)/Wanderin' Destinyが神憑りの状態だと思う。この頃は長期信用銀行等、金融機関が生き残りをかけて合併を繰り返し、大変な時期だった。
前川清、藤圭子と今陽子
前川清は、デビュー当時、例えば「長崎は今日も雨だった」では最後の「雨だった」の部分のように、高音に上がる時に女声っぽくなるのが魅力の一つ(ロスインディオスもそのケある)だった。その後も徐々に歌唱力を増していき、1995?~2002が絶頂期だとおもう。まさに「脂の乗り切った」時期(実際歌っている時額に汗かいている)である。
前川清 熱唱!「中の島ブルース」ほか9曲/2000 - YouTube
特に「流行歌」はちょうどこの時期、良いタイミングで出された名曲だと思う。歌いこなせるのは彼しかいないのでは。たぶんデビュー直後ならとても歌えない。他の歌手も絶対無理だと思う。「おまえを追いかける」あたり、この曲はいい歌手にいいタイミングで会ったと感じる。
前川清同様、歳を重ねるたびに表現力がついてくる歌手の一人が山口百恵だと思っている。最後、「夜のヒットスタジオ」で歌った「THIS IS MY TRIAL」は凄まじい。
山口百恵 最後の出演 - YouTube(番組全て)
一方、藤圭子のようにデビュー当初がバカみたいに上手い歌手も、今陽子のようにずっと歌唱力を一定に保ち続ける歌手もいて、三者の差はどこから来るのだろうと思う。
2016年度秋冬における勉強内容と参考書まとめ
記録のためと参考のため。
【法学編】
<憲法>
休止中
<民法>
『伊藤真が選んだ短答式一問一答1000民法Ⅰ(総則・物権・親族・相続)』法学書院
<刑法>
西田典之『刑法総論』『刑法各論』弘文堂
<民事訴訟法>
まだ買ってない
<刑事訴訟法>
上口裕『刑事訴訟法』成文堂
<行政法>
【経済学編】
<ミクロ経済学>
ノート
<マクロ経済学>
ノート
【数学編】
『経済学のための数学入門』
【会計編】
<財務会計>
【外国語編】
<フランス語>仏検、DELF,DALF
仏検の赤本(富田正二の)
『フランス語そのままつかえるフレーズブック』
『フランス語基本熟語集』
杉山利恵子『中級をめざす人のフランス語文法』←Dictée用
<英語>IELTS,TOEFL
きわめたん4000
TOEFL,IELTSの本
<ポルトガル語>
ニューエクスプレス
<ドイツ語>
『新ドイツ語文法』朝日出版社←あまりやってない
独検用の単語帳
<ラテン語>
いつか復習するかも
放置中
今週まではフランス語の比率が90%だが、来週以後は授業に準拠した学習+ポルトガル語となり、フランス語は休み。さんざフランス語ばかり仏検に向けて飛ばしてきたため。
「藤圭子劇場(CD6枚組)」を買いまして
2016年(平成28年)10月19日から出荷開始の「藤圭子劇場(ソニーミュージック)」を買いまして、聴きました。46年経ってやっとCD化。特に渋谷公会堂公演CD化に関しては意義が大きい。これの値段はいろいろ入れて1万2000円くらいだが、1万は渋谷公会堂公演、1500円は新宿コマ公演、500円が残り3枚分という感じに思われる。
CDをかけた瞬間に一番ゾッとするのは、LPでもそうだろうが、「池袋の夜」の前奏。
「港が見える丘」「星の流れに」「銀座カンカン娘」と最初の方で連続で歌っている。この部分が一番好き。「港が見える丘」は、ソプラノサックス(オーボエ?)の音が思ったよりも遠くから聞こえる。そして、特に「銀座カンカン娘」を聴いて思うのだが、藤圭子(と、宇多田ヒカルも)の白眉は、アーティキュレーション(発音)とリズムの調節力(リズム感)ではないだろうかしら。例えば「星の流れに」3番の発音。
ルージュ 悲しや 唇噛めば
闇の 夜風も 泣いて吹く
テンポよりも引き気味で歌って泣いている。そして、特に、「闇の」の部分は(それ以外に於いても日常的にみられるが特に)、「や」が「子音、というかこの場合は半母音(i)+母音(あ)」に分れて聴こえる。「唇噛めば」の後の空白に対して、ヌッと子音/半母音をすべり込ませて、母音でビブラートをかけて情感を出す。特に夜、明かりを消して聴くと、眼前に終戦直後の東京の闇空が(それと心の闇を掛けているわけだが)展開するような心持になる。藤圭子にしても宇多田ヒカルにしても、「英語かと思ったら日本語だった」「音としての日本語は聞こえるが意味は入ってこない」という現象が生じるのは、この子音と母音の分離にあるのでは、と思っている。子音でテンポを摑み、母音でビブラートを掛けたり音程取ったりしているのか?
リズム感は、「銀座カンカン娘」などのテンポゆるやかな曲を聴くと分るが、0.1秒単位で早く出る、遅く出るということが出来る。頭でいちいち考えていてはとても歌えないから、おそらく感覚的に出来る。この点、宇多田ヒカルもそう。
これらのリズム感・発音は、苦行苦行のドサ回りで、客の反応を見ながら身に付けたのだろうか。今のテレビと違って、歌った瞬間に観客から(または家の人から)表情を通してレスポンスが返ってくるから、最も人々の心にくるように歌うようその場で修正されていくのだろうか。それの成就か。
にしても、さよなら藤圭子公演は、高音が下手というか、Nでアクセル踏んでいるような。歯応えが無いというのか。支えの低音が問題なのか?(それまでは低音でタメて、高音で展開するような歌い方)
変な事を言うが、レコードを音源としたユーチューブ動画の方が良いかもしれない。
2016年(平成28年)10月を写真で振り返る
着色すると綺麗だ。全部こうして着色したものをつくってほしい。鮮烈な青。
二、23日【旧逸見浄水場】
航空母艦のいずもはおいといて
旧海軍の逸見浄水場。横須賀水道の。いろいろ水道用の橋梁・トンネルが各地に残っていて、技術レベルの高さが分る。それよりも、建築様式も西洋の最先端を意識しているのが驚き。「西洋並み」と認められるには、技術レベルだけでなく藝術レベルも求められていた雰囲気だったのか?
こんなのみると、もう終わった時代を想い起させる。
三、23日【渋谷公会堂公演】
当時19歳でのうたごえ。
マスターテープが劣化するまま打ち捨てられているのが悔しかったが、
10月23日にあわせたのかしら?
もうこれで自分は成仏。